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芳賀中部上水道企業団では、経営理念である「お届けします安心・安定 育みます生命の源」に基づき安全な水の安定供給に努めてまいりました。しかしながら、人口減少に伴う料金収入の減少や、老朽化した施設の更新費用の増大、近年の工事資材をはじめとする物価高騰等により、経営環境は極めて厳しさを増しております。
水道事業は「独立採算制」が原則となっていますが、将来にわたり持続可能な事業運営を確保するためには、水道料金を見直し、健全な経営基盤を確立する必要があります。
将来にわたり安全で安心な水を安定的に供給し続けるため、令和8年10月請求分より水道料金の改定を実施いたします。
皆さんのご理解、ご協力をお願いいたします。
当企業団の水道事業は、現在、非常に厳しい経営状況にあります。
施設・管路の老朽化: 管路の約30%(総延長573kmのうち171km)が法定耐用年数を超えています。安全を維持するため、今後10年間で約78億円の更新・耐震化費用が必要です。

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| 漏水事故復旧工事(益子町) | 漏水事故復旧工事(益子町) | 耐震補強が必要な配水池(芳賀町) |
収支の悪化: 給水人口は、企業団統合の平成15年度の51,435人をピークに減少し、令和15年には約40,000人になると予想されます。給水人口の減少や節水機器の普及により有収水量も減少する見込みです。そのため、料金収入が減少し、現在の料金体系では令和10年度に赤字に転じ、令和13年度には事業継続のための資金が底をつく恐れがあります。

物価・エネルギー高騰: 施設の維持に不可欠な電気料金や資材価格が上昇し、経営を圧迫しています。
| このような状況を踏まえ「芳賀中部上水道企業団水道運営協議会」に「水道料金に関すること」について諮問し、慎重な審議を重ねた結果、令和7年12月に運営協議会から答申が提出され、水道料金の改定を含む条例改正案が令和8年2月に企業団議会で議決されました。 |
運営協議会高徳会長と大関企業長 |
今回の改定では、平均22.9%の引き上げをお願いするとともに、より公平な負担体系へ移行します。
| 口径 | 改定前料金 | 改定後料金 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 13mm | 1,595円 | 1,705円 | +110円 |
| 20mm | 1,925円 | 2,090円 | +165円 |
| 25mm | 2,970円 | 4,950円 | +1,980円 |
| 30mm | 3,520円 | 5,500円 | +1,980円 |
| 40mm | 4,180円 | 6,050円 | +1,870円 |
| 50mm | 5,940円 | 7,150円 | +1,210円 |
| 75mm | 10,890円 | 13,200円 | +2,310円 |
| 100mm | 17,930円 | 23,100円 | +5,170円 |
(税込み)
水を使用した量に応じてかかる料金です。今回の改定で13mm・20mm口径の「基本水量(10立方メートルまで無料)」が廃止されます。
|
使用水量区分 (立方メートル) |
改定前単価 | 改定後単価 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 0~10 | 0円 | 33円 | 基本水量の廃止 |
| 11~30 | 187円 | 220円 | +33円 |
| 31~50 | 198円 | 253円 | +55円 |
| 51~100 | 209円 | 264円 | +55円 |
| 101~200 | 209円 | 275円 | +66円 |
| 201~ | 209円 | 286円 | +77円 |
(税込み)
水道料金については、以下のページよりご確認いただけます。
水道料金表はこちら事務コスト削減への還元として、新たに割引制度を導入します。
| 項目 | 改定前 | 改定後 |
|---|---|---|
| 口座振替割引 | なし | 1回につき 77円引 |
(税込み)
改定による急激な負担増を緩和するため、構成3町(益子町、芳賀町、市貝町)から交付される「物価高騰対策交付金」を活用し、半年間の減免を実施します。
対象期間: 令和8年10月請求分 ~ 令和9年3月請求分(6カ月間)
内容: 使用料金を15%減免(お手続きは不要です)
| 口径 |
使用水量 (平均使用水量) |
改定前料金 | 改定後料金 |
減免期間中 (15%引) |
|---|---|---|---|---|
| 13mm |
18立方メートル |
3,091円 | 3,795円 | 3,219円 |
| 20mm |
21立方メートル |
3,982円 | 4,840円 | 4,108円 |
(税込み)
Q. なぜ今、値上げなのですか?
A. 将来の赤字転落を防ぎ、老朽化した水道管の更新や耐震化を計画的に進めるためです。必要な収入を確保できないと水道施設・管路の更新や耐震化が滞り、安定したサービスを提供することが不可能になります。
Q. 基本水量の廃止とは何ですか?
A.「10立方メートルまでは使っても使わなくても定額」という制度を廃止し、使った分だけ公平にいただく仕組みに変わります。
Q. 15%減免を受けるのに手続きは必要ですか?
A. 不要です。対象期間の請求額から自動的に差し引かれます。
Q. 納付書払いから口座振替払いにしたいので手続き方法を教えてください。
A. 口座振替でお支払いを希望する場合は申請フォームからお手続きしてください。
※益子町、芳賀町、市貝町内の金融機関にも申請用紙がございます。
※ゆうちょ銀行から口座振替ご希望の場合は、郵便局にある所定の申請用紙をご使用ください。
Q.下水道使用料(公共下水道、農業集落排水 等)の値上げはありますか?
A. 下水道等使用料については居住する町にお問い合わせください。
【各町ホームページ(外部リンク)】